源泉徴収の定義とその計算とは?

query_builder 2025/01/15
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給与をはじめとする所得から、源泉徴収が差し引かれています。
源泉徴収とはどのようなもので、金額はどうやって決まるのでしょうか。
今回は源泉徴収の定義と、その計算について解説いたします。
▼源泉徴収の定義と計算
■源泉徴収の定義
雇用主は従業員に給与を支払う際、一定率の金額を天引きして預かっています。
天引きしたお金を従業員に代わって納付するのが、源泉徴収です。
給与所得者の場合、所得税は税務署へ、住民税は市町村に納付されます。
また社会保険料は事業主が負担する分を加えたうえで、社会保険事務所に納付する仕組みです。
その他にも、退職手当・利子・配当・公的年金などから源泉徴収が行われます。
■源泉徴収の計算
源泉徴収は、給与所得とそれ以外の報酬・所得で計算が異なるのが特徴です。
報酬に対する源泉徴収税額は、支払金額に10.21%を掛けます。
1回の支払金額が100万円以上のときの税率は、20.42%です。
一方、給与所得者の源泉徴収税額は、国税庁が定めた源泉徴収税額表に基づいて行われます。
支給額から社会保険料を差し引いた金額がいくらになったかによって、源泉徴収税額が変わってくるためです。
その他にも扶養親族の有無・人数が関わってきますので、正確に源泉徴収税額表を読み取らなければなりません。
▼まとめ
源泉徴収は、あらかじめ会社が一定率の金額を天引きして預かり、従業員の代わりに納税する仕組みのことです。
給与所得以外の報酬では計算式がはっきりしている一方、給与所得は国税庁が発行する源泉徴収税額表から金額を当てはめなければなりません。
八王子の『社会保険労務士法人 RIMONO Work-Life Design』では、給与計算のアウトソーシングサービスを手掛けております。
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