残業代の計算方法とは?

query_builder 2025/04/03
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毎月の給与額が増える大きな要因として、ひと月あたりの残業代が挙げられます。
残業代はどのように計算されているのか、気になる方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、残業代の計算方法について解説いたします。
▼残業代の計算方法
■通常残業の場合
通常残業とは、1日8時間・週に40時間の法定労働時間をこえた場合の時間外勤務のことです。
残業代の計算では、最初に「月給÷所定労働時間÷所定労働日数」の計算式で、時間給を割り出します。
時間給が割り出せたら、次に「時間給×1.25×残業時間」の計算式に当てはめます。
「1.25」は、通常残業の割増率である25%を指していることを覚えておくといいでしょう。
▼通常残業に当てはまらないケース
残業には、通常残業に当てはまらないケースがあります。
例えば、休日であるにもかかわらず仕事のために出勤した場合、このときの割増率は35%です。
これを先ほどの計算式に当てはめると「時間給×1.35×労働時間」となります。
また午後10時から翌日の午前5時は、深夜労働の時間帯です。
深夜残業の割増率は50%ですので、3時間の残業をしたときは「時間給×1.5×3時間」で計算しなければなりません。
このように休日出勤と深夜残業の計算は、よりいっそう複雑になるため注意が必要です。
▼まとめ
残業代の計算方法は「時間給×割増率×残業時間」が基本です。
ただし、休日出勤や深夜残業では割増率が変わりますので、注意して計算しなければなりません。
八王子を拠点とする『社会保険労務士法人 RIMONO Work-Life Design』では、給与計算に関するお悩みをサポートいたします。
「残業代の計算に手間がかかる」とお感じの際は、当社の給与計算アウトソーシングサービスをご検討ください。

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