給与支払のルールとは?

query_builder 2024/11/01
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物事を進めていくにあたって、ルールが定められていることも少なくありません。
給与支払においては、どのようなルールがあるのでしょうか。
今回は、給与支払のルールについてご紹介いたします。
▼給与支払のルール
給与の支払いについては、労働基準法に基づくルールがあります。
■通貨払い
労働の対価である賃金は、必ず現金で支払わなければなりません。
ただし従業員の同意を得たうえでなら、手渡しではなく銀行振込による支払い方法を取ることも可能です。
■直接払い
給与は、労働をした本人に払わなければならないというルールです。
例えば学生がアルバイトをした場合、親であっても本人に代わって給与の支払いを受けることはできません。
■全額払い
全額払いとは、雇用主が賃金の全額を残らず支払わなければならないことです。
所得税や社会保険料といった控除はあらかじめ給与から天引きしますが、それ以外の控除は認められません。
■毎月1回以上の定期払い
給与は毎月1回以上、一定の期日を定めて支払わなければならないというルールです。
資金繰りが苦しく、来月にまとめて払うといった支払い方法は法令に違反します。
また、定められた給与の支給日を変動することも法令違反です。
▼まとめ
給与支払には、通貨払い・直接払い・全額払い・毎月1回以上定期払いといったルールがあります。
給与計算の担当者はこれらのルールに基づき、毎月の給与を計算しなければなりません。
八王子の『社会保険労務士法人 RIMONO Work-Life Design』では、オンラインで完結する給与計算アウトソーシングサービスを行っております。
給与支払の負担が大きいとお考えの際は、ぜひご相談ください。

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